いざ、ヤティカヌ!

2022年も彗星のように日々が駆け抜けていった感覚です。もう年末が見えてきました。
今秋は色々な場所の紅葉やお花を見られて心のオアシスが潤いました。年を経る度に自然の心地良さが身に染みますね。

私自身驚いている変化は、テレワークが長く続いたことで外出が良い気分転換になり、さほど苦ではなくなったことでしょうか。「インドア派」→「半インドア派」くらいになりました。
あと、元々桜や紅葉のような「木」の変化が好きな人間だったのですが、今年は「花」の良さにも目覚めつつあります。

「歳を取れば花の良さが分かる」と、小さなガーデニングが趣味の母がいつかに言っていました。
当時学生だった私は「全然分からぬ!」と半信半疑。そして十年ほど経った今になって実感が伴ってきました。

加えて母は「自然を愛でていられるということは、心に余裕があるということ」とも話していました。
確かに、学生の頃や働き始めた頃よりも今の方がずっと日々の変化に目が行くようになった気がします。

大人になったというのは、こういうところから静かに感じていくのかもしれませんね。

…決してラーメンや揚げ物で胃が油負けするとか、筋肉痛がなかなか抜けないとか、物忘れが増えたとかそういうところから来るものではなく。


長男ヤティカヌデビュー! & 精鋭/タビアクート討伐レポート

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先月、いよいよ長男がヤティカヌデビューを決めました!

ヤティカヌ関連のマップは通常のマップと異なり、進入するにはガレリオン - ヤティカヌの茂み編クエをクリアする必要があります。
こちらを受託するにはLvが1250に達していなければなりませんが、やっと達成したところでした。
900半ば頃にレベリング本格復帰を決め込んでから1年と10か月。時間は掛かりましたが、頑張ればイケるものですね。

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ちゃんとガレリオン野営地B鯖三闘神にも参拝してきました。
B鯖も他鯖も、ここは新たなパワースポットとしてギャンブル魂を試す場になっているとのこと。

もしも私が立像と化していたらあらゆるギャンブル結果を闇に誘う邪神となっていたに違いありません…プレイヤーの皆様のためにも祀られなくて良かった…!(杞憂)

ヤティカヌは新しいマップセットとBGMが使われているのも特徴的です。
煌びやかなようで妖しく神妙な雰囲気が風の谷のナウシカメイドインアビスの秘境を思わせて心が躍ります。

REDSTONEはサービス開始当初から数えてもビックリするくらいマップセットの変化が少ないゲームです。
そのため、この「新しい空間に目を見張る」体験を久しぶりに味わって嬉しかったですね。

これから新規で実装するマップもデザインを一新したマップセットやBGMを使って欲しいところです。シンプルに冒険心をくすぐられてモチベーションが上がりますね!

そしてヤティカヌデビューによる大きな特典!精鋭討伐
旧仕様のエリアボスシュラグファルコンゲリオ達のようにPTで挑み、大ボスのタビアクートを討伐するという週に1回のエンドコンテンツです。

ヤティカヌという上級者向けコンテンツに対して解放されているだけあって、タビアクートの強さはゲリオをさらに超える凶悪さ!
HP上限の20万を確保していようと余裕で即死級の火力を放ってくるのに加え、攻撃は画面を埋め尽くさんばかりに大変広範囲に渡ります。

エリアボス達と異なるのは第1段階(雑魚mob狩り)、第2段階(タビアクート第1形態)、第3段階(タビアクート第2形態)と戦闘回数が多いのと、「全体を通して死亡復活はPT全体で8回まで」という点です。
つまり、死ねば死ぬ程攻略が遠のくという仕様。

8回しかない復活を誰に割り当てるかという駆け引きと、全滅する前に倒し切らなければならないというタイムリミット要素に苦戦必至

…の、ハズなのですが。

流石REDSTONEは伊達じゃなかった…!

仕様の正しい抜け道(?)を利用してタビアクートの鬼畜火力を凌ぐ手段が確立されていました。
私が見かけたのは以下の3通りの攻略方法。

  1. メンバー全員でソウルガードをローテーションして無敵の効果時間内に倒し切る
  2. サンクチュアリを発動したビショップの鞄にプリンセスが入りボトル投げで攻撃する
  3. 一度死亡した後ネクロマンサー蘇生術で蘇生して一気に攻める

1がもっともスタンダードで、精鋭討伐は基本的にソウルガードの装備を要求されます。
Lv30なら10秒以上の無敵の効果時間を確保できるため、仮に8人PTでメンバー全員がLv30ソウルガードをローテーションすれば1分半近く無敵になります。
ただしLv30のソウルガードがそこそこ貴重なのと、無敵と無敵の間を上手く穴埋めするプレイヤースキルを求められるため連携に失敗するリスクがあります。(実際失敗してPTが半壊したケースも…)

2は単体では突破口にならない2つのスキルを合わせて無敵の固定砲台を作る戦法。これは唸りました!
時代が一周し、ボトル姫の活躍する場が再び戻ってくるのは面白いですね。
ちなみにこの戦法だと他メンバーは隅でじっと戦いが終わるのを待つというシュールな光景を見られます。

3は攻城での活躍の機会を失ってしまった蘇生術の有効活用!「すぐ殺されるなら何回殺されてもいいようにしてしまおう。」
スキルを伸ばした蘇生術なら殺し切られる前に倒し切る十分な時間を確保できます。
難点は蘇生役のネクロマンサーが長生きしないといけないのと、攻略後にデスペナルティが付いてしまうことでしょうか…

いずれの戦法も流石というべきか、プレイヤー達の試行錯誤を感じ取れて面白いです。
このゲーム、濃縮されたプレイヤー達の熱意はつくづくホンモノだと痛感しています…!

なんと2回目にして初の1000UMU、リーダーの権威もドロップしました!250本とそこそこいいお値段で旅立ったのも嬉しいです。
タビアクートは第2形態討伐後にメンバー全員が復活し、またそれぞれのメンバーの付近に775UMU、1100DXU、1000UMUのいずれかが確定ドロップします。

あのマナウォーカーフロントラインも対象なのでまさに一攫千金要素の塊。これだけでもロマンがありますね。
また、精鋭討伐箱からは高額の超越スキル書や完全解放箱などが落ちるチャンスが。合わせればデイリーのエリアボスより遥かに期待値が高いです。

苦労に見合った報酬が用意されているのはちゃんとエンドコンテンツらしくて良いですね。こういうのでいいんだよこういうので。(井之頭五郎)

ただ難点があるとすると、ヤティカヌでのみRSオーラ解放時ドロップする妖精の翼のカケラのドロップ率が死ぬ程渋いということ。
RSオーラの出現間隔が7~10分と長いうえ、さらに確定ドロップではないのでさらっと手に入れたい時は思わぬ泥沼に陥ります。

普段からヤティカヌで狩る層なら良いのですが、私は一旦狩りを止めることにしたのでもっとカジュアルに集めたいところ…

という私にピッタリな救済措置。精鋭討伐箱から出現するタビアクートのカケラ妖精の翼のカケラと交換できます。
また、妖精の翼のカケラは取引可能なので、他プレイヤーから購入することも。どうしても困ったらお金で解決!
カケラの相場観もペイできるものを考えれば納得。討伐許可証の入手がそこそこ手間だった旧仕様のエリアボスに比べたら情がある方ですね。

ハードな精鋭討伐ですが、週に1回ということもあり気楽に通えるので、極力毎週通ってみようと思います。
レベリング中ろくにお金を収めなかった長男の集金手段! 今後もしっかりと還元していただきましょう。


オマケ

ヤティカヌ系マップの特殊な仕様として、「ポータル系の座標記憶ができない」というものがあります。
加えて深層のマップほど手前の適正レベルのマップの先に配置されており、徒歩で向かうのはかなり難儀です。

しかし、ガレリオン野営地にワープポイントが用意されており、ヤティカヌの各マップ+古都に移動できますのでこちらを積極的に活用しましょう。



以上、クエストをあらかた攻略するまでワープポイントの存在に気付かなかった人間のアドバイスでした…